先日、旧友のタカシーノが家に遊びに来た。
おどろいたことに、以前はまるで貧弱な男の代表のようだった彼が、けっこう筋肉質になっていた。
通販でブルワーカーでも購入したのか尋ねると、
「仕事中に腕立てと腹筋をしている」
との回答。
なんで仕事中なのか?・・・と尋ねると、
「家に帰るとやる気がなくなるから」
とのこと。
なるほど、単純明快だ。
仕事中に筋トレなんかしていたら、仕事をクビになるのではないか?・・・と尋ねると、
「多分来月でクビになる」
とのこと。
謎は全て解けた。
さらに数日前に高校時代の友達と久しぶりに飲んだのだが、まあ、みんな20代も後半戦にさしかかり、体もタルんできているワケですよ。
昔はスマートな体系で、ブームに乗ってピチTなんぞを着ていたやつも、いまやベルトの上に腹が乗る始末。
ところが1人だけ、これも以前はまるで貧弱な男の代表のようだったKジマという男なのだが、やけに引き締まって筋肉質になっていた。
格闘技好きがこうじて総合格闘技のジムに通っているのは聞いていたが、こんなにマッチョではなかったはずだが??
疑問に思い通販でブルワーカーでも購入したのか尋ねると、
「最近ケビン山崎のジムに通っている」
とのこと。
なんと清原やらなんやら有名アスリートが通う「あの」有名なケビン山崎のジムに、月々2〜3万円も払って通っているらしいのだ。
体重は落とさずに脂肪を減らして筋肉を強化するという肉体改造のために、2ヶ月間だけ通う予定らしく、そろそろノルマ終了とのこと。
聞いた話しによると、まあもちろん筋トレも重要だが、体系改善はほとんど食事にかかっているらしい。
炭水化物を一切とらず、鳥の笹身や卵の白身等のタンパク質だけを摂取してひたすら筋トレにはげむと、なんでも1〜2ヶ月で見違えるように変わるらしい。
思えば、昔から俺は人一倍マッチョな男に対する憧れが強かった(変な意味じゃないですよ)。
幼少の頃は、キン肉マンやケンシロウに憧れ、ノートに筋骨隆々のヒーローの絵を真似して書いたりしていた。
スタローンやジャッキー・チェンの映画を見て、いつかあんな体になってみたいと思っていた。
ところが現在風呂上がりに鏡を覗くと、嫌でもジャッキー・チェンではなくココリコの遠藤が映る。
(遠藤も最近少しヤセたので、一番太っていたころの遠藤に近いですな)
筋トレは結構やっていた頃もあったのですが、やってはヤメて、やってはヤメて、の繰り返しで、元来飽きっぽい性格が災いしてなかなか続かなかった。
もう年齢が年齢なのであきらめ入っていたのですが、どうにも筋肉に対する憧れがまた燃え上がってきてしまったよ、オヂサン。
暇をいかしてやっちゃうよ、筋トレ。
よし、みてろよスタローン、おまえの背中に追いついてやる。